
「稼げる」の裏側 ― 求人に書いてある金額のカラクリ
こんにちは、桃川です。
「日給10万円可能!」 「月収100万円以上も夢じゃない!」
風俗やメンエスの求人を見ていると、こういう数字がたくさん並んでいます。
嘘ではないかもしれない。でも、あの数字をそのまま信じて計画を立てるのは危険です。今回は、求人に書いてある金額の「読み方」について正直に書きます。
「日給◯万円可能」のカラクリ
まず、「可能」という言葉に注目してください。
「日給10万円可能」は、「全員が日給10万円もらえる」という意味ではありません。「条件が揃えば、最大でそのくらい稼げる人もいる」という意味です。
その条件とは:
- 人気ランキング上位クラスの指名数がある
- 1日にフル稼働(4〜5本以上の接客)している
- オプション料金をしっかり獲得している
- 高単価のコースを中心に接客している
つまり、トップ層の最大値を切り取って出しているのが「◯万円可能」という数字。入店してすぐの新人がこの数字に到達できる可能性はかなり低いです。
「平均日給◯万円」のカラクリ
「平均」と書いてあっても安心はできません。
どの範囲の「平均」なのかによって、数字はいくらでも変わります。
- 在籍キャスト全員の平均なのか
- 稼働しているキャスト(実際に出勤している人)だけの平均なのか
- トップ層を含めた平均なのか
トップの1〜2人が飛び抜けて稼いでいると、それだけで「平均」の数字が引き上げられます。中央値(真ん中の人の数字)で見ると、表示されている「平均」よりかなり低いということは珍しくない。
バック率の落とし穴
「バック率60%!」と書いてあっても、手取りが60%になるとは限りません。
雑費・管理費の天引き。 1日あたり1,000〜3,000円程度の雑費が引かれるお店があります。待機所の使用料、タオル代、お茶代などの名目。毎日出勤すれば月に3万〜9万円の差になります。
写真撮影代。 パネル写真や宣材写真の撮影費用をキャスト負担にしているお店もあります。
衣装・消耗品代。 コスチュームやオイル、コンドームなどの費用を一部負担させるお店もある。
「バック率60%」でも、これらを差し引くと実質50%以下になっていた……というケースは実際にあります。
「保証制度あり」の中身
「日給保証◯万円」という制度を掲げているお店もあります。
これは「接客が入らなくても最低限の日給を保証する」という制度ですが、条件付きのことがほとんど。
- 出勤時間の条件(例:8時間以上出勤した場合のみ)
- 出勤日数の条件(例:週5以上勤務した場合のみ)
- 期間の条件(例:入店から最初の1ヶ月のみ)
- 容姿やスタイルの審査基準を満たしている場合のみ
保証があること自体はいいことですが、条件を細かく確認しないと「思っていたのと違う」となりかねません。
実際のところ、どのくらい稼げるのか
業種別のリアルな収入目安です。あくまで一般的な話で、地域やお店のランク、個人の人気度によって大きく変わります。
ソープランド
- 大衆店:日給3万〜5万円(1日2〜3本)
- 高級店:日給5万〜10万円以上(ただし面接の倍率が高い)
デリヘル
- 一般的なお店:日給2万〜4万円(1日2〜3本)
- 人気嬢:日給5万円以上
ヘルス
- 一般的なお店:日給2万〜4万円
メンズエステ
- 一般的なセラピスト:日給1.5万〜2.7万円(1日3本)
- 指名の多いセラピスト:日給3万円以上
これは「普通に働いている人の現実的な数字」です。求人に書いてある最大値とはかなり違うはず。
求人の読み方 ― まとめ
「◯万円可能」は最大値。 自分がその数字に到達できるかは別問題。
バック率だけでなく、引かれるものを確認する。 実質の手取り率で比較する。
保証制度の条件を細かく聞く。 無条件の保証はほぼない。
面接で具体的な数字を聞く。 「先月の在籍キャストの平均日給はいくらですか?」と聞いてみると、お店の反応でだいたいわかります。正直に答えてくれるお店は信頼できる。
複数のお店で比較する。 1つのお店の数字だけを見ても相場がわからない。
お金の話は聞きにくいかもしれませんが、自分の収入に直結する部分なので遠慮する必要はまったくありません。聞いてはぐらかされるなら、そのお店はやめた方がいい。
相談があれば気軽にどうぞ。